ホームページに「詳しくはこちら」というボタンがあるなら、今日はそこだけ見てください。ボタンの文字を「押したら何が起きるか」に書き換えると、押される数が変わることがあります。
デザインを変える話ではありません。文字を数語入れ替えるだけです。無料で、今日できます。
「詳しくはこちら」は、何も約束していない
人がボタンを押すかどうかは、押した先で何が起きるか分かっているかどうかで決まります。分からないものは押されません。
「詳しくはこちら」は、押した先を言っていません。読んだ人の頭の中では、こうなります。
- 押すと電話がかかってしまうのだろうか
- いきなり申し込みの画面になるのだろうか
- 名前や住所を書かされるのだろうか
迷った人は、押さずに閉じます。迷わせない文にするのが、今日の作業です。
書き換えの型は1つだけ
「そこを押した人が、次にやること」をそのまま書く。これだけです。
- 「詳しくはこちら」 → 「料金を見る」
- 「詳しくはこちら」 → 「メニューを見る」
- 「お問い合わせ」 → 「空いている日を聞いてみる」
- 「こちらから」 → 「見学を申し込む」
- 「送信」 → 「この内容で送る」
短くする必要はありません。迷いが消えるなら、少し長くてかまいません。「無料で相談してみる」は「相談」より長いですが、押す前の不安が1つ減ります。
不安が強い場所には、一言足す
押した先がフォームや電話のときは、身構える人がいます。ボタンのすぐ下に小さく一言添えると、押す手前で止まる人が減ります。
- 「入力は3つだけです」
- 「その場で予約は確定しません」
- 「営業のご連絡はしません」
書いたことは必ず守れる内容にしてください。ここで嘘をつくと、来てくれた人を一度で失います。
そもそもボタンに見えていますか
文字を直す前に、もう1つだけ確かめてください。押せる場所だと分かる見た目になっているかです。
文字に色が付いているだけ、枠が細くて背景に溶けている、写真の上にあって読みにくい。こうしたものは「押せる」と気づかれません。
自分のホームページをスマホで開いて、初めて見る人のつもりで3秒だけ眺めてください。押す場所が一目で分かるなら合格です。分からなければ、色を濃くするか、余白を空けるかで直せます。ここは作った人に頼む部分です。
押した先と、言葉を揃える
「料金を見る」と書いたのに、押した先が会社案内だと、その人はそこで帰ります。言葉と行き先が違うのは、文字が抽象的なことより悪いです。
直すときは必ず、書き換えたボタンを自分で押して、行き先を確かめてください。
変えても増えないことはあります
正直に書きます。ボタンの文字を直せば問い合わせが増える、とは言えません。
そもそも見に来ている人が少なければ、押す人も増えません。ホームページに来る人が1日に数人という状態なら、先に手を打つべきは「見つけてもらう側」です。
それでも今日これを勧めるのは、費用がかからず、失敗しても元に戻せるからです。うまくいかなければ文字を戻すだけで済みます。
今日やること
- ホームページのボタンを、スマホで上から順に見る
- 「詳しくはこちら」「こちらから」と書いてあるものを探す
- 押した先で何が起きるかを確かめる
- その中身をそのまま文字にして、書き換える
自分で直せない場合は、作った人に頼めば5分の作業です。そのまま送れる文にしておきます。
お世話になっております。ホームページのボタンの文言について、変更をお願いできますでしょうか。
「詳しくはこちら」となっている箇所を、押した先の内容が分かる言葉に変えたいと考えています。
どの箇所をどの文言にするかはこちらで一覧にしますので、変更にかかる時間の目安を教えていただけますと助かります。
ボタンは、来てくれた人が最後に通る場所です。そこで迷わせないだけで、せっかく来た人を取りこぼさずに済みます。

