点検の日に出したお知らせが、消えることがあります

点検の日に出したお知らせが、消えることがあります

ホームページの保守や点検をどこかに頼んでいる方へ。作業をしてもらう日に、自分でお知らせを投稿すると、それが後から消えることがあります。

意地悪をされているわけでも、作業した人のミスでもありません。仕組み上、そうなります。理由が分かれば防げるので、順番に書きます。

点検の日、作業する側は必ず「控え」を取ります

まともな業者であれば、作業に入る前にサイト全体の控え(バックアップ)を取ります。ファイルと、記事や設定が入っている入れ物の両方です。

これは、作業の途中で何かが壊れたときに元へ戻すためのものです。戻す先は「控えを取った時点のサイト」です。

戻すと、控えを取った後の変更は消えます

ここが今日の本題です。控えは写真と同じで、撮った瞬間の姿しか写っていません。

朝10時に控えを取り、昼にあなたがお知らせを投稿し、夕方に作業側が「戻そう」と判断した場合、サイトは朝10時の姿に戻ります。昼に投稿したお知らせは、控えの中に存在しないので、そのまま消えます。

消える可能性があるのは、お知らせだけではありません。

  • その日に追加した写真
  • その日に直した文言や価格
  • その日に届いた問い合わせの記録(メールで転送されていない場合)
  • その日に届いた予約や注文の記録

戻す判断は毎回起きるわけではありません。ただ、起きたときに困るのはこちら側です。

だから、作業日は投稿を控えます

やることは1つだけです。点検や更新の作業日を先に聞いておき、その日はサイトをさわらない。

作業は数時間で終わることが多いので、丸一日が潰れるわけではありません。「今日は業者さんが入る日だから、お知らせは明日にしよう」で足ります。

どうしても当日に出したいときは

臨時休業のお知らせなど、当日中に出さないと意味がないものもあります。その場合は、黙って投稿せず、先に一言伝えてください。伝えてあれば、作業側は控えを取り直すか、投稿の内容を手元に控えてから作業できます。

そのまま送れる文にしておきます。

お世話になっております。本日の作業についてご連絡です。
急ぎで出したいお知らせがあり、〇時ごろにサイトへ投稿したいのですが、作業と重なっても大丈夫でしょうか。
差し支えがあるようでしたら、作業が終わってからにしますので、目安の時間を教えていただけますと助かります。

そもそも作業日を知らされていない場合

保守を頼んでいるのに、いつ作業しているか知らない、という状態は珍しくありません。その場合は、次の3つを聞いておくと、こちらの段取りが組めます。

  • 作業はいつやるのか(毎月何日ごろ、など)
  • 作業中、サイトが見られなくなる時間はあるか
  • 作業の前と後、両方で控えを取っているか

3つめは特に聞く価値があります。控えが「作業前」だけだと、作業後に見つかった不具合を直す途中で、作業後に入った投稿が消えます。前と後の両方で取っていれば、戻す先を選べます。

これも文にしておきます。

お世話になっております。サイトの保守作業について、こちらの段取りのために3点うかがえますでしょうか。
1. 作業はいつごろ行っていただいていますか
2. 作業中、サイトが見られなくなる時間はありますか
3. バックアップは作業の前と後、両方で取っていただいていますか
作業日にはこちらからの更新を控えるようにしたいと考えております。

保守を頼んでいない場合も、同じことが起きます

自分で更新している方も無関係ではありません。本体やプラグインの更新を自分で押すときも、直前に控えを取って、失敗したら戻すのが基本です。

そのとき、控えを取ってから更新を押すまでの間に投稿したものは、戻した時点で消えます。更新作業と、記事や写真の追加は、同じ日に混ぜないほうが安全です。

まとめ

  • 点検や更新の日は、サイトが元に戻される可能性がある日
  • 控えを取った後の投稿は、戻すと消える
  • 作業日を先に聞き、その日は投稿しない
  • 当日どうしても出したいときは、投稿する前に一言伝える
  • 控えを作業の前と後、両方で取ってもらえているか確認しておく

消えた投稿は、書き直せば済むこともあります。ただ、消えたことに気づかないまま「出したつもり」になっているほうが、実際には困ります。

赤尾 惟行

赤尾 惟行 (Koreyuki Akao)

長野市 / ホームページの保守と修理

作った人でなくても、引き継ぎます。これまでに長野のお店・会社のサイトを20件。まず無料で見て、何が起きているかと、次にすることをお伝えします。

返事は翌営業日までにメールで。電話はしていません。