「うちのお店、地図で調べるとちゃんと出てくるよ」——そう思っているお店は多いです。でも、その見え方はあなただけの見え方かもしれません。
Googleの地図の並び順は、見る人によって変わります。とくに効くのがいまいる場所です。自分のお店の中や近くで自分の業種を検索すると、自分のお店が上に出やすくなります。だから「出ている」の確認としては当てになりません。
お客さんが見ている並び順を、そのまま見る方法
やることは1つです。シークレットウィンドウ(プライベートウィンドウ)で検索する。これで、これまでの検索履歴やログイン情報の影響が外れます。
- Chrome の場合:Windows は Ctrl + Shift + N、Mac は ⌘ + Shift + N
- スマホの場合:ブラウザのタブ一覧から「シークレット」に切り替える
開いたら、「地名 + 業種」で検索します。「長野市 美容室」「上田 ラーメン」のように、お客さんが打ちそうな言葉で打ちます。店名では打ちません。店名で出るのは当たり前で、それは測る意味がありません。
数えるとき、上のほうは飛ばします
検索結果の地図の枠に、いくつかお店が並びます。このとき、「広告」「スポンサー」と小さく書かれているものは数に入れません。お金を払って出ているもので、並び順の実力とは別だからです。
広告を除いて、上から順に数えます。あなたのお店が3番目なら「3位」です。枠に出てこなければ「もっと見る」を押して、そこから何番目かを数えます。
最初に出る枠は、たいてい3件だけです。つまり、ここに入るかどうかが最初の分かれ目になります。
測ったら、必ず4つを書き残します
ここがいちばん大事です。測りっぱなしにすると、次に測ったときに比べられません。
紙でもメモアプリでもいいので、次の4つを残してください。
- 日付
- 打った言葉(「長野市 美容室」など、一字一句そのまま)
- 測った場所(お店の中/自宅など)
- 順位(広告を除いた数)
条件を変えて測ると、上がったのか下がったのか分からなくなります。同じ言葉・同じ場所・同じ数え方で並べたときに、はじめて「動いた」が言えます。
頻度は月1回で十分です
並び順は毎日ゆれます。昨日2位で今日4位、ということは普通に起こります。1回の順位で一喜一憂しないでください。
月に1回、同じ条件で測って並べる。3回ぶんたまると、ゆれなのか、本当に動いたのかが見えてきます。逆にいえば、3か月ぶん記録が無いうちは、何をやっても効いたかどうか言えません。
写真を足した、営業時間を直した、投稿を入れた——そういう手を打つ前に、打つ前の順位を1回測っておく。これだけで、あとから効果の話ができるようになります。
自分でやらないなら、この一言で伝わります
ホームページや地図の管理をお願いしている人がいるなら、こう頼んでください。
「うちが地図で何位に出ているか、毎月測って記録してもらえますか。言葉と測った場所も一緒に残してください」
測るだけなら数分で終わる作業です。大事なのは、毎月同じ条件で並べてもらうことです。順位の数字そのものより、記録が続いていることのほうが役に立ちます。
まず1回、今日の順位を1行だけ残す
完璧に測ろうとしなくて構いません。シークレットウィンドウを開いて、地名と業種で検索して、広告を除いて何番目かを数える。それを日付と一緒に1行書く。
それが、あとから効果を語るための最初の1行になります。

