Googleの地図に自分の店を載せたのに、検索しても出てこない。よくある話です。原因のほとんどは、登録したあとに空欄のまま放置されている場所にあります。
先に結論を書きます。地図で見つけてもらえるかどうかは、店の名前では決まりません。効くのは「カテゴリ」「サービス項目」「説明文」の3つの欄です。ここを埋めるだけで、検索する人との接点が増えます。
やってはいけないこと:名前にキーワードを足す
順位を上げたい人がまずやりたくなるのが、店の名前をいじることです。「〇〇商店(長野・水道修理)」のような形。これは効かないどころか、危険です。
Googleは公式のガイドラインで、ビジネス名に不要な情報を入れると「停止される場合があります」と書いています。停止対象になるのは、地域名・キーワード・キャッチフレーズ・営業時間・電話番号・URL・絵文字の多用です。
名前に入れてよいのは、看板や請求書で実際に使っている屋号だけ。それ以外は足さない。名前でやろうとしていたことは、次の3つの欄でやります。
1. カテゴリ — 検索との接点そのもの
ここが一番効きます。「美容室」「そば屋」「リフォーム業者」といった業種の指定で、検索した言葉と店を結びつけている場所です。名前をいじるより、こちらのほうがずっと強い。
主カテゴリはひとつだけ選べます。いちばん本業に近いものを選んでください。幅を持たせようとして曖昧なカテゴリを選ぶと、かえって誰にも当たらなくなります。
副カテゴリは後から追加できます。主ほど効きませんが、接点は増えます。実際にやっている業務だけを足してください。やっていないものを並べても、来た人がすぐ帰るだけです。
2. サービス項目 — 何をやる店かを個別に並べる
提供している内容をひとつずつ登録できる欄です。「カット」「カラー」「着付け」のように、こまかく分けて並べます。
ここは実績のあるものだけにしてください。できることを全部書きたくなりますが、経験のないものが混ざると、対応できない問い合わせが増えるだけです。
3. 説明文 — 何屋で、誰を助けるか
750文字まで書けます。ただし一覧に出るのは最初の250文字ほどなので、要点は前半に置いてください。
書くのは、何をやっている店で、どこの誰の役に立つか。ここには検索されそうな言葉を自然に入れてかまいません(名前と違って、説明文は禁止されていません)。ただし言葉を詰め込んだ文章は人が読んで気持ち悪いので、普通の日本語で書くのがいちばんです。
自分のところで実際にやってみています
人に勧める前に自分でやる、という順序でやっています。当サイトの運営元も、2026年8月11日にGoogleビジネスプロフィールを登録しました。設定はこうです。
- 店舗を持たない形で登録(自宅の住所は地図に出ません)
- 対応する地域だけを指定
- 電話番号は空欄(載せるかどうかは後で決める)
- 登録時に出てくる広告や有料サービスの勧誘は全部スキップ
登録した時点の数字も記録してあります。直近28日で、サイトを見た人は9人、検索から来た人はほぼゼロ、地図からの流入はゼロ(プロフィール自体が無かったので当然です)。
30日後の9月10日に、同じ数字を測り直します。増えたのか、変わらなかったのか、そのまま書きます。うまくいかなかった場合もそう書きます。
今日やること
すでに地図に登録してあるなら、管理画面を開いて3つの欄を見てください。
- カテゴリは本業に合っているか(登録時に適当に選んだままになっていませんか)
- サービス項目は空欄になっていないか
- 説明文の最初の3行で、何屋か伝わるか
3つとも無料で、今日中に直せます。名前をいじるより、こちらが先です。

