自分のサイトを、ふだん使っていないブラウザで開いてみてください。スマートフォンなら、シークレットモードでも構いません。
Instagramの投稿を並べている場所があれば、そこに出ている一番新しい投稿の日付を見ます。今週の投稿が出ていれば問題ありません。半年前で止まっていたら、その表示はもう動いていません。
投稿は届いているのに、サイトだけ止まる
サイトに並んでいるあの写真は、サイトの中に保存されているものではありません。表示のたびにInstagram側へ取りに行き、返ってきたものを並べています。
この受け渡しの仕組みが、2024年の終わりにInstagram側で一つ終了しました。古い仕組みを使ったままのサイトは、その日を境に何も受け取れなくなっています。こちらは何も触っていません。向こうの都合で止まります。
止まっても、誰も教えてくれない
厄介なのは、壊れた見た目にならないことです。
画面が真っ白になるわけでも、赤いエラーが出るわけでもありません。半年前の写真が、今日も同じように整った形で並んでいるだけです。訪問者から見れば「更新が止まっている店」に見えますが、こちらから見れば、いつもどおりのサイトです。
そのうえ自分のサイトは、毎日のように見ています。見慣れた写真が並んでいると、脳が「いつもの表示」として通してしまう。だから、ふだん使っていないブラウザで、日付だけを見るのが確実です。
直すのは、つなぎ直すことです
作り直しではありません。Instagramとの接続をもう一度結び直せば、たいてい戻ります。
使っている表示の仕組み(プラグインや埋め込みサービス)の設定画面に、「Instagramと接続」「アカウントを連携」といった項目があります。そこを一度切ってから、つなぎ直します。作業そのものは数分です。
ただし、古い仕組みが完全に終わっている場合は、新しい方式に対応した仕組みへ入れ替える必要があります。同じ場所に同じように並べ直すだけなので、ここも作り直しにはなりません。
IDとパスワードは渡さずに済みます
この作業でInstagramのログインが必要になりますが、アカウントのIDとパスワードを制作者に預ける必要はありません。
接続の操作は、ご自身の画面で行えます。制作者側は「この画面のこのボタンを押してください」という手順を用意できるので、そう頼んでください。SNSのアカウントは事業の資産です。一度渡した情報は、渡した相手の環境に残り続けます。
止まるのはInstagramだけではない
同じことが、外から借りているすべての部品で起こります。
地図、予約カレンダー、口コミの表示、動画、チャット窓口。どれもサイトの中身ではなく、よその会社から毎回借りているものです。貸している側が方針を変えれば、こちらの都合とは無関係に止まります。
だから、季節が変わるくらいの間隔で一度、サイトを上から下まで開いて、外から借りている部分だけを見てください。地図は出ているか。予約の画面は進むか。SNSの日付は今週か。
本文や写真は、放っておいても勝手に消えません。消えるのは、いつも借りものの部分です。

